最近、ネットのニュースなんかを見てると「ダウンサイジングターボ」という言葉を良く目にします。
TVCMとかでもそうですね。最近国産メーカー各社が次々と小排気量+ターボの車を発売しています。
背景には車の低燃費化やコストダウンといった事情があります。
みなさんは低燃費と言ったらHV(ハイブリッド)やEV(電気自動車)が思い浮かぶと思いますが・・・
HVやEVはガソリン車に比べ車両価格が割高になりがち、価格を抑えながら、
燃費性能の高い車を提供するための技術が「小排気量+ターボ」です。
国産メーカーも最近になり開発を強化しています。(特にホ○ダとかですね)
しかし・・・PEUGEOTは207からこのダウンサイジングターボを採用!
207の発売が2007年ですから、8年も前から取り組んでいます。
そして、当初は1600cc+ターボのみでしたが、現在では1200cc+ターボも追加され、
現在発売中のPEUGEOT各車に搭載されています。
そしてエンジンを小型化することで燃費とコストの両立を図りながら最新の装備を採用しています。
HV車やEV車の初期コスト・維持・管理費を考えると、「小排気量+ターボ」のガソリン車の方がメリットがあるかもしれませんね。
そして、一概に「ターボ」と言いますが仕組みまで解っている方は少ないもので簡単に図を使ってご説明させて頂きます。
エンジンが爆発する為には、空気(酸素)+燃料+火花が必要となります。
エンジンに入る空気量を多くすれば爆発力は強くなりパワーが出る訳ですね。(すっごいザックリですが・・・)
ホントは空気は冷やすと密度が上がって・・・なんて話もあります。
これをタービン(過給機)を使って強制的に行うのがターボエンジンです。
車だけでなく航空機や発電所なんかでも使われている技術です。
昔(1980年代頃)にターボ全盛時代と言われる時代がありました。私より上の年代、40~60代の方はご存知かと思います。
当時は「大排気量+ターボ」でパワーを競っていた時代、燃費は今聞いたらビックリする数字です(笑)
「ターボ=燃費悪い」のイメージがある方もいらっしゃるのでは?
バブル崩壊?辺り?からターボ車は減少しますが、2000年代に復活し今に至ります。
燃費に関してもターボ制御の技術が向上したおかげで、今では「ターボ車=燃費良い」になっています。
そんな最新の「ダウンサイジングターボ」エンジンを搭載したモデルが「308」です。
1200cc+ターボのエンジンを搭載しています。
試乗された方に排気量は1200ccですとお伝えするとビックリされる方が多いですね。
PEUGEOT宮崎では試乗車をご用意しておりますので、是非体感してみて下さい。
※説明長かったですね・・・長文失礼しました。